そもそも介護の仕事とは

介護の仕事内容は、主に介護施設内で被介護者のサポートをします。

例えば、日常生活のサポートです。

まず起床後や就寝前に着替えの介助を行ったり、おむつ交換をします。

同じ服をずっと着続けていたり、おむつが汚れているのに取り替えないと衛生面で問題が出てきます。

特に高齢者は加齢によって免疫力が下がっているため、不衛生な状態であるとますます体調に影響を及ぼすのです。

単純に着替えやおむつ交換をすればいいというわけではなく、被介護者の健康を考えた行動をしましょう。

また、食事介助も仕事内容の1つです。

食事介助はやり方を間違えると、食べづらかったり食欲が失せてしまうことがあります。

場合によっては誤嚥を起こし、命を落とす危険性もあります。

このようなリスクを軽減するためには、様々な工夫が必要です。

例えば、顎の力や歯が弱い人には柔らかい食べ物を選びましょう。食べやすい大きさにカットすることも効果的です。

食事前には排泄を済ませておいて、食べる時の姿勢を正すことも大切です。こうした細かい工夫によって、被介護者はスムーズに食事を行うことができます。

介護の仕事には、入浴介助もあります。

入浴は身体を清潔に保てたり、血行促進やリラックス効果があるため欠かせない業務です。

しかし、転倒による事故や血圧の急上昇によって倒れるリスクもあります。

入浴前の血圧測定で高い場合はシャワーで済ませたり、転倒しないようにしっかりと身体を支えましょう。